植村の初写真集は告知前からファンの間でウワサになっており、正式発表まで隠しておきたかった植村が「写真集は出しません」「水着だったら撮影に行かない」などと握手会イベントでファンに説明。発表後の9月18日に自身のブログで「なんかバレちゃってたのでこれはまずいと思い。思ってもないことも言っちゃってましたが。ぜーんぶうそでーす！」と種明かしをしていた。
そのような経緯があったため一部ファンは「騙された」と反発していたようだが、16歳の大胆すぎるビキニショットによって怒りが解けたようだ。
今年4月に「Juice=Juice」は、結成2年目にして初のオリコン週間シングルランキング1位を獲得。来年の「日本武道館での単独ライブ」を目標に掲げ、それを実現するために全国220公演を予定する大規模ライブツアーの実施を発表するなどハロプロの中で最も勢いに乗っているグループだ。
その一方で植村と同じく最年少でエースの宮本佳林（16）が、昨年から今年にかけて写真集やDVDでビキニ姿を披露。これに植村も続いた格好になり、セクシーグラビア戦略にも力を入れている。
「モーニング娘。の全盛時代は基本的に『アイドルは水着NG』というスタイルを貫いていたハロプロですが、近年はAKB48グループが最初から水着解禁で雑誌グラビアを席巻。写真集でも売上げランキングの上位を独占し、未成年メンバーのセミヌードや手ブラまで公開している。この過激路線に対抗するためには、ハロプロも水着で立ち向かわなければと判断したのでしょう。AKBグループに比べると水着に抵抗のある子が多いようですが、それもファンにとっては嬉しい『初々しさ』になりそうです」（アイドルライター）
植村は写真集について「正直、水着には抵抗があったのですが、自分の仕事を恥ずかしいと思わずに楽しんで撮影できました！」と、16歳とは思えない立派な言葉で語っている。それがどのようなデキになっているのか、今から写真集の内容が楽しみだ。
（文＝佐藤勇馬／Yellow Tear Drops）
