コンパニオンと聞けば、女性の多くは派遣会社に登録していて、そこから仕事が振られているイメージが強い。当然、その派遣会社は大事な取引先のイメージを損なうようなことはできないだろう。もちろん、本人が風俗店勤務のことを黙っていればバレることはないが、万が一を考えると…。気になったので、アイちゃんに「どうやってそのイベントコンパニオンの仕事見つけたの?」と聞いてみた。
するとアイちゃんからは、「SNSのコミュニティとかで募集しているのよ、けっこう。それも、大きくない企業だと直接募集してたりするの」との回答が。SNSを使うあたり時代を感じるが、企業が直接というのは、派遣会社を通すマージンを浮かすためだろうか。
ちなみに、気になる報酬は、「お客様が多い日はもちろん、日当で考えるとココ(デリヘル)のほうがイイ。だけど、風俗のお仕事はお茶をひく(※)こともあるし…」とのことだった。とにかく、面白そうだから応募したのだそうだ。
※お客さんが一人も来ない状態
結局、筆者はアイちゃんの晴れ姿(?)を見るために、そしてご機嫌取りのために、関東某所で行われていたイベントに足を運んだ。アイちゃんに企業名を聞いていたので、パンフレットで確認しつつ、ものすごい人をかき分けて進む。そして、辿り着いたブースに、確かにアイちゃんはいた。
「来てくれたんだ! 嬉しい♪」と、口の動きだけで伝えて小さく手を振るアイちゃん。当然だが、風俗店とは違いマンツーマンのコミュニケーションは取れず、筆者も軽く手を振ってブースを後にした。しかし、せっかくここまで来たのだ。ほかのブースをぶらぶらすることにしたのだが…。