リサさんと、そんな話をしていると、気になったのが『ゴックンのコツ』である。そこには、どのような“プロの技”があるのだろうか?
「女のコによると思うけど、唾液を溜めておいて発射と同時に一緒に飲み込むとか…。これは、チンポが唾液まみれというビジュアルと、ジュボジュボと音を出して聴覚も刺激できるから初歩的なテクニックになるのかな? あとは、舌の上に乗せないで一気に飲み込むとか…」
なるほど…やはり“技術”なのである。そして、もうひとつ気になるのは、味やニオイの対処だ。女のコでゴックンをNGにしている理由の大半がそれなのではないか?
「私は…ちょっと麻痺しちゃってる部分があるかも(苦笑)。最初は苦くてイヤだったけど、“ビールみたいなもんだ!”って自分に言い聞かせてたかな。今は美味しいと思ってるよ。だって、お客様が出してくれたものだもの…」
とのことだが、味よりも困ることがあるという。それが“濃度”である。
「粘着度とでもいうのかな。あのね、某勃起薬を飲んでお店に来る中年の方に多いのよ。別にインサートするわけじゃないんだから、そんなに硬くしなくてもイイのに(苦笑)。で、その勃起薬の傾向として、もちろんお客様の体質によるけど、ザーメンが粘りがち!」
その某勃起薬は射精の時には前立腺の内壁から分泌される前立腺液の量を増加させる効果が高いという報告もある。実はザーメンの約3割がこの前立腺液でできている。そして、この前立腺液は精子の動きを活性化させ、周囲の異物から守っているとか。つまり、前立腺液の量が増加すれば精液の量だけでなく、濃さも増すという。
「それでね、その濃いのって、喉の奥にはりつくっていうか…なんか引っかかる感じなのよね…。それが辛いの。だから、わたしは人類のためには申し訳ないけど、ザーメンは薄いほうがイイ! アハハ!」
と、豪快に笑うリサさんなのであった。
(文=子門仁)
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