「う~ん…正直なところ、あまり関係ないと思うけどね。まぁ、私のお客さんは年配の方ばかりだから、基本的に薄いというかサラッとしているっていうか…」
世間で言われていることは若い世代に限った話なのかも…。ただ、年配客を相手にしている彼女だからこその心配があるという。たとえば“味”である。
「基本的にザーメンの味は“生臭い苦さ”っていうのかな。だけど、時折、甘みのある人がいるの。ここ最近はそういう人が増えてきてる気がするわ」
甘い味のするお客さんは全員違うとのこと。しかし、そこで彼女は“ある共通点”に気づいた。それは肥満気味であるということだ。
そこで彼女はまたもピンときたという。それは、「もしかして“糖尿病の兆候なんじゃない?”って…」ということ。もちろん、彼女自身は医師でもないし、医療に携わっているわけではないので判断することはできない。
「でもさ、明らかに甘くてさ、“糖尿”って字を考えると…ねえ? だって、出てくるところは同じじゃん?」
ちなみに尿と精液が違う道を通って出ると思っている男性がいるが、作られるところは違っても通る道は一本である。なので射精をした直後に尿検査を行うと、尿にタンパク質が混ざって出ることがあり、健康診断などのチェックに引っかかる例があるので要注意である。
さて、話は戻って、リサさんはゴックンしたザーメンが甘かったらどうするのか?
「医者じゃないから何とも言えないけど、ちょっと心配だから、味じゃなくて体型の話をするの。常連さんだったら“最近、太った?”って単刀直入に切り込むわね。あまり知らない方でしたら“お疲れじゃないですか? 健康診断とか受けてみては?”って感じかな。で、“アナタといつまでも会いたいから健康でいてほしいの”って甘えるのよ。そうすると、大抵の人が検査に行ってくださるわ♪」
良い意味で女の武器を使っているようだ。そして、その何割かは「やっぱり症状が…」という結果が出ているそうだ。
「あとは、ザーメン以前に勃ちが悪くなったら、成人病に要注意かな。それで、やっと出たザーメンが甘かったら、完全にアウトね、私の中では」
まだバリバリだと思っていても、“最近、元気ないな…”と、ふと感じたら何かしらのサインなのかもしれないので、ぜひ御一考を!