「局上層部が『記事は君じゃないのか?』と問いただしたところ、本人は否定したといわれています。本人が違うと言っているのに降板させるわけにもいかず、しばらくは続投することになったようです。しかし、番組的にキャスターの清純イメージを失うのは痛く、改変期になれば別の理由をつけて降ろされる可能性はあるでしょう」(週刊誌記者)
写真の流出元は明かされていないが、普通に考えればA自身と相手男性しかない。Aが流出させるメリットは皆無であるだけに、相手男性が雑誌に売り込んだ「リベンジポルノ」なのではないかとの憶測が飛び交っている。
相手男性もネット上で実名が挙がっており、Aが地方局時代に共演した人気パティシエの男性であるとの説が流れた。だが、この男性は5日付の自身のTwitterで「インターネットで某週刊誌の写真の相手が自分のような事になってますが、人違いです。そもそも、リベンジポルノは犯罪です」と否定。特定する絶対的な根拠があるわけでもないのだが、これにも「自分の保身しか考えてない」「リベンジポルノと断定して墓穴を掘ってる」などといった批判が殺到し、二次被害的な炎上状態になった。
この事件は芸能の枠を超えた騒ぎにもなっている。写真が「リベンジポルノ」であれば悪質な犯罪であり、これを掲載した「フライデー」にも道義的責任があるとの批判が巻き起こっているのだ。
昨年末から施行された「私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律」(通称リベンジポルノ被害防止法)では、プライベートで撮影された性的な画像や動画を相手の許可なく不特定多数に公表した場合に取り締まりの対象になる。
顔が写っているかどうかは関係なく、身体的な特徴や写真の背景などに個人を特定できる要素があれば摘発の対象。同誌は女性の顔だけでなく個人特定の要素になりやすい耳の内側にまでモザイクを入れていたが、これは摘発のリスクを認識してのことだった可能性がある。
同誌の公式サイトには当該記事が一部掲載されていたが、この批判が高まると間もなく削除された。元恋人などが写真週刊誌に有名人のベッド写真を持ち込むケースは昔からあったが、それも法律の影響を受けることになりそうだ。