「今回のプレイ、“ティッシュ”を使っていないんですよ♪」
だった。そういえば、そうである。つまり、余計な資源を使わないということで『エコロジープレイ』だったのだ! たしかに風俗は何かとティッシュを多く使うものである。お客さんのザーメンを最後の一滴まで飲み干せばティッシュは使わなくて済むし、女性が感じて濡れてしまったアソコはお客さんに吸い取ってもらえば、これまたティッシュは使わない。
「ローションを使った後にフェラをするのって抵抗があるのよね。ましてや“ゴックン”となるとね…。だから素股の前にジックリ責めてヌルヌルにしたの」
とアイさんは教えてくれた。ちなみにゴックンは前述のように現在は有料オプションにしている店がほとんどであり、それなりの値段を要求されるものだ。それが基本プレイに入っていて、さらに「おいしかった」「気持ちよかった」と妖艶な笑みを浮かべて言われれば、嬉しくないハズがない。それをエコロジーだと言われたら、「自分の風俗好きも地球環境に役立っているのか!」と錯覚してしまう。
この『ノーティッシュ活動』がエコロジーにつながるというのは、店長の考えである。いや、考えと言うよりも思いつきで、こじつけだろう。でも、こういったこじつけこそが面白いのであり、風俗の醍醐味のひとつであると筆者は信じている。アホくさい、だけど、それでハッピーになれるのであればイイではないか。地球に優しい上に“いやらしい”なんて最高だ!
(文=子門仁)