グラドルとして活躍していたころの乙葉といえば、Fカップという豊満な胸と愛くるしい笑顔で多くの男性ファンを獲得。特にマイペースさを感じさせる独特な雰囲気は、男性にとっての“理想の彼女”という声もよく聞かれた。藤井とのツーショットを目にしたファンの中には、当時のイメージを思い出し、“理想の奥さん”に結び付けた人もいたのかもしれない。
「夫婦での初共演となった『さんまのまんま』でしたが、乙葉さんはあまりプライベートな話には触れておらず、決して家庭的な雰囲気を漂わせていたワケではありませんでした。そのためネット上では、“34歳にしては幼い”といった声もあがっていました。しかし、母となってもグラドル時代を彷彿とさせる魅力に溢れた乙葉さんの姿は、多くのファンにとってタマらないものだったようですね。
それに加えて、藤井さんとのツーショットにも『見ているだけでほっこりしてくる』といった声もあります。芸人さんの中でもマジメな性格で知られる藤井さんと終始マイペースなところを見せていた乙葉さんはお似合いのカップルで、結婚当時から『藤井なら許せる』という声があったのもうなずけます。グラドルに限らず、人気タレントや女優の結婚にはファンから失望や怒りのようなものが上がることが多く、さらに言えば、離婚やお相手の仕事上のトラブルなど失敗例も多い。そう考えれば、藤井夫妻の好感度の高さは“レアケース”と言えそうです」(芸能ライター)
夫婦そろって人気者となれば、ますます活躍の幅も広がりそうだ。藤井とすれば、妻の存在をアピールすることで再び脚光を浴びようという狙いがあるのかもしれないが…。
「2000年前後の藤井さんといえば、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のレギュラーを務めたり、歌手デビューを飾るなどで全国的な人気を博しました。しかし、その後活動拠点を大阪に移しており、現在ではあまり全国放送のバラエティで見かけなくなっています。そのため一部からは『干された!?』との声まで聞かれますが、関西地方ではテレビ・ラジオ合わせて10本あまりのレギュラーを持っており順調な活躍を続けています。年末やお正月に放送される吉本芸人が総出演する特番などでも藤井さんは司会を務めることが多く、それだけ吉本の中でも地位を確立している。キー局と地方局のバラエティではギャラのケタが違うなどとも言われますが、当然ながら食うに困るということはない。妻である乙葉さんとの共演で注目を浴びていますが、それをビジネスに結びつける気はないと思いますね」(テレビ関係者)
いっときのブレイクから比べて、現在では落ち着いた芸能活動を送っている藤井。そんな夫を献身的に支える妻というイメージが浸透して、乙葉の好感度を自然と上げていたのかもしれない。目立った露出のないふたりは『理想の夫婦ランキング』といったアンケート調査の上位に選出されることは少ないが、まさに芸能界の“おしどり夫婦”といえそうだ。
(文=aiba)