また、登場回数12回の僅差で「愛人にしたい女性芸能人ナンバーワン」ことグラドルの橋本マナミ(31)が2位。3位はAKBグループのHKT48・宮脇咲良(17)、4位にもAKB48の柏木由紀(24)らが入ったが、同率4位でグラドル・おのののか(23)がランクイン。以下も篠崎愛(23)、久松郁実(19)、高崎聖子(22)らグラドル勢が上位に食い込んでいる。
写真集は別にしても、雑誌グラビアに関しては「グラドル復権」が進行しているようだ。
「グループで登場した場合は個人のカウントにならないという集計方法が影響した部分もあるでしょうが、最近の雑誌グラビアではAKB勢よりもグラドルが重用されている。一時は雑誌でもAKBグループばかりになっていましたが、読者に飽きられてしまっていた。AKBは熱狂的なファンがいますが、握手権のついたCDと違って雑誌を何十冊も買ってくれるわけではない。これでは読者支持が失われてしまうと危惧した各誌の編集部が、個性的なグラドルを優遇しようというスタンスに少しずつ変わってきた。また、AKBグループは運営サイドや事務所が雑誌メディアに対して『上から目線』で横柄な態度を取っていたために業界の反感を買っていた。グラドルは本人も事務所も低姿勢で好感度が高く、それも逆転の材料になったのでしょう」(出版関係者)
多くのメンバーが大手事務所に所属しているAKBグループと比べて、グラドルは大半が小規模な芸能プロ。巨大スポンサーや大手広告代理店のバックアップもない。宣伝力や知名度が重要な写真集の世界では圧倒的な資本に支えられたAKBグループが依然として強いが、めげずに地道に闘ってきたグラドルたちの努力によって潮目が変わってきているようだ。
果たして、グラドルたちが雑誌グラビアに続いて写真集の世界でもAKBグループから居場所を奪い返せるのか今後に注目だ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)