ニュースが転載された「まとめ系サイト」などには、「現場が進まないって相当ワガママなんだな」「堤を困らせるとはさすが戸田恵梨香」「昔からキツい性格で有名だったな」とのコメントがあり、これまで週刊誌などによって報じられた戸田の悪評を思い起こされているようだ。
「10代のころに主演した『LIAR GAME』(フジテレビ系)でブレイクし、その後の『SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』(TBS系)もヒットした戸田さんには、それゆえ天狗になっているのではとささやかれてきました。一部の週刊誌は『現場での態度が悪い』と報じており、スタッフや共演者に横柄な物言いをすると伝えています。そうした記事を知っている人が、今回の堤さんの発言を聞いて『やっぱり』と思っても不思議ではない。今後、戸田さんの女王様ぶりが話題になった際には、堤さんの言葉がそれを裏付けるような役割を果たすようになるのかもしれませんね」(芸能ライター)
かつてはメディアにワガママ女優の代表格として扱われることもあった戸田。そのイメージは一般の人々にも浸透しているようで、昨年目立った活動がなかった際には「態度が悪すぎてついに干されたか!?」といった声も聞かれた。しかし、戸田は今年に入って映画『エイプリルフールズ』で主演を務め、さらに『駆込み女と駆出し男』や『予告犯』に出演。連ドラにも起用され、打って変わって大活躍中だ。それに伴い、最近の週刊誌の記事では戸田の女王様ぶりは女優業にストイックな証だとする内容のものも見られる。ワガママなイメージも薄れつつあるように思えたが今回の件で再燃してしまったようだ。
だが、『リスクの神様』の中で戸田は、頭がキレて気の強い女性を演じている。常に眉間にシワを寄せているようなキャラであり、堤は戸田がそれだけ役に入り込んでいるとアピールしたかったのかもしれない。現在のところドラマは平均視聴率で5%を切ることがあるなど、調子がいいとは言えない状況だ。堤とすれば、刺激的な発言で話題を集めたいとの思いがあったのかもしれない。いずれにしろ、女王様ぶりが注目を集めたことで視聴率の低迷という最大の危機を脱することができれば、ネタにされた戸田も本望だろう。
(文=愉快)