玄関に入ってきた瞬間、その女性は一糸まとわぬ姿になった。つまり、全裸だ! そして、有無を言わさずにズボンを下ろし、フェラを始めた。足元で跪いてしゃぶる全裸の女性。しかも玄関。このシチュエーションに興奮を隠しきれずに、まだ挨拶もしていない、彼女の名前も知らない状態で発射してしまった。
なんという快感!
いわゆる『即プレイ』の一種なのだが、いきなりの裸である。即プレイにもほどがあるというものだ。
即プレイといえば、入室と同時に女性が客のズボンを下ろしてフェラをする“即尺”が代表例だろう。もしかしたら、挨拶代わりのディープキスも即プレイになるのかもしれない。
そもそも昔は即尺というと風俗の王様・ソープランド特有のサービスだったのではないか。それがあるからこそ、ソープランドの高級さが際立ち、ほかの風俗とは少し違う“威厳”のようなものを漂わせていた。しかし、ここ10年ほど前から即尺をウリにするデリヘルも出てきて、最近ではポピュラーになっている印象がある。
そんな即プレイ風俗の進化系ともいえるのが『全裸入室プレイ』だ。
もちろん、犯罪になってしまうので、女性がそのまま全裸でやって来るのではない。筆者が体験した店では、まず、ドライバーと思われる男性スタッフが先にやって来てプレイ料金を徴収。注意事項などを説明したうえで、玄関にバッグを置いて「それでは…」と、ドアを閉めると数秒後にノック音が…。玄関を開けると同時にコートを着ていた女性が部屋に入ってくるのだが、そのコートを背後から先ほどの男性スタッフが引っ張るのだ。すると、スルリという感じで脱げて全裸で入室。舞台などで見る早着替えのようなものといえば、イメージしやすいだろうか?