――それでも続けているのは?
玉響:ボクに個性がないからでしょうね。個性がないから個性的なことをしたがるんだと思います。サブカル女子ってそんな感じじゃないですか。ちょっと量産的なところがあるのも、みんなが個性的なことをしようってがんばっているからだと思います。
――なるほど~。それにしても玉響さんってけっこう喋りが達者ですよね。よく言われません?
玉響:どうですかね~。まあ、どっちかというと一気に喋っちゃうタイプかも。人に伝えたいことがいっぱいあるんですよね。だから喋り続けちゃう。あんまり可愛くないですよね。
――いやいや。そんなことないですよ。すごく意見がハッキリしているから、若い女の子にしては珍しいなぁって思って。
玉響:402歳ですから(笑)。けっこう人生経験豊富なんですよ。
――そうだったね。じゃあ活動範囲もかなり広そうだけど、腹パン以外となると?
玉響:いろいろやってますけど、今のメインはローレグやローライズをはいた女の子を応援するロー協(日本ローレグ・ライズ協会)の活動かな。ボク、とにかく口枷屋モイラさんのことがすっごく好きなんですよ。ネットでモイラさんの“ふんどし姿”を見つけた瞬間、『なんて可愛い子がいるんだー!』って、一気に虜になっちゃいました。それでモイラさんがロー活をしていることを知って、とにかく近づきたい一心で始めたんです。ロー活っていうのは簡単にいうとキワどい格好の自撮りをアップするだけなんですけど、それをやりまくってモイラさんに猛アピールしました。ホントは自撮りってそんなに好きじゃないんですけどね。自分の顔が可愛くないから…。でも一生懸命撮ってモイラさんにアピールしたんですよ。そしたら、なんだか知らぬ間に正式モデルとして活動するようになってました。
――自撮りが苦手なんて、ちょっと意外だね。
玉響:写真の中の自分ってあんまり好きじゃないんですよ。だってブスじゃないですか(笑)。
――キュートな雰囲気があって、とても可愛いと思いますけどね。それにしてもモイラさんって本当に女の子から人気あるんだね。
玉響:めちゃくちゃ可愛いですもん。好きすぎて、ワケわかんなくなっちゃうくらい。ボクはちょっとネットストーカーなところがあって、モイラさんのことも散々調べまくっちゃいましたね。だからロー協の活動も完全に“下心”なんですよ(笑)。ロー協には可愛い女の子がいっぱいいるからすごく楽しい。