高嶋が「超面白かった!」と声を上げるなど、番組的には大いに盛り上がった三田のBL漫画。しかしネット上からは思わぬ反応が寄せられているという。
「三田さんのように『男性同士の恋愛を扱った小説や漫画などを好む女性』のことを“腐女子”と呼びますが、番組を見た人々の中にはその腐女子の方も多かったようで、放送中からTwitterなどに『テレビでBLとか軽々しく言うな』『三次元BLとか絶対に止めてほしい』『腐女子キャラのアピールが見苦しい』などのコメントが次から次へと投稿されました。
BLの世界では実際の人物をモデルにすることは、名誉毀損やプライバシー侵害に該当する可能性があるため、最大の“タブー”とされており、それを堂々と破った三田さんにバッシングの声が上がっているようです。まあ、今回の件に関しては番組サイドから後藤さんと徳井さんでBL漫画を描いてくれとの要望があったハズですから、非難されるべきは、こうした腐女子の世界を理解していなかったスタッフともいえそうですが…」(ネットライター)
2011年にはタレントの吉木りさ(28)が『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演した際、ダウンタウンのふたりを題材にしたBL漫画の存在を明かして猛烈なバッシングを受けたが、今回の三田も腐女子にとっては理解しがたい行動に映ってしまったようだ。女優の北川景子(28)も雑誌のインタビューで腐女子を自称していっせいに叩かれたこともあった。繊細な世界であるBLを語るにはルールをきっちりと守った上で、熱心なファンらを納得させる情熱や覚悟を見せる必要があるのかもしれない。
とはいえ直筆漫画の完成度は高いもので、一般の視聴者にはインパクトを与えたといえる三田。ひとつの個性として認められれば大所帯のアイドルグループの中でも目立つ存在に成長することができそうだが…。
(文=kamei)