作中ではエキセントリックな性格の女子高生を演じるトミタだが、自身もパッツン前髪をトレードマークにした明るく元気なキャラクターとして知られ、現在注目を集めている若手タレントのひとりである。
1994年2月生まれで岐阜県出身のトミタ。タレントや歌手として活動しており、2012年から今年3月までの3年間、過去に木村カエラ（30）を輩出した深夜の音楽バラエティ『saku saku』（tvkほか）の5代目MCを担当している。ちなみに、この『saku saku』のMC就任がトミタにとっての芸能界デビューで、2代目MCの木村もほぼ無名の状態で番組に抜擢されており、ふたりを重ね合わせる声も多く聞かれる。個性的なファッションで同性から高い支持を受け、J－POPを牽引するアーティストとしても人気を集める木村に続く存在として、トミタにも大きな期待が寄せられているようだ。
「カエラさんと同じく、トミタさんも『saku saku』のMC就任後に歌手としてメジャーデビューしており、現在4枚のシングルと2枚のアルバムをリリースしています。個性的なルックスと共に、こうしたキャリアも似ていることから、トミタさんには“ポスト・木村カエラ”という声も上がっています。
また、『saku saku』は台本がないことでも有名。そのためMCに起用された人は、オーディションの際にも自由なトークができるかどうかが試されるそうです。カエラさんもトミタさんも、ハキハキと喋るタイプではありませんが、時折ちょっとおバカな発言などで天然なところを見せながら、ゆるい感じのトークを続けていました。30分番組で喋り続けることも大したものですが、ふんわりとしたトークでも視聴者を飽きさせないのは、それだけ彼女たちのキャラクターが魅力的だといえるでしょう。今回のドラマでは、そんなトミタさんの人を惹きつける個性が、破天荒ながらも人々から愛される“るみちゃん”にうまくハマっていると評判です」（芸能ライター）
役柄だけでなく素の表情でも多くのファンを虜にするトミタ。9月には『るみちゃんの事象』の主題歌で、トミタ自身が作曲を手がけた『17歳の歌』を“るみちゃん☆○（スターリング）トミタ栞”名義で発売する。女優としても注目だが、その個性を存分に生かしたアーティスト活動からも目が離せそうにない。
（文＝aiba）
