20日にスタートした連続ドラマ『恋仲』(フジテレビ系)の初回平均視聴率が9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。数々のヒット作を生み出してきた“月9”では史上初のひとケタ発進となり、各メディアも「まさか」といった表現を使って伝えている。
主演に俳優の福士蒼汰(22)、ヒロインに本田翼(23)という若者に人気の名前を起用しながらも歴代ワーストスタートとなってしまった同ドラマ。連ドラ初主演となる福士にとって厳しい船出となってしまったが、その一方で放送が終わるとネット上には、「ばっさー(本田の愛称)の可愛さが炸裂していた」「本田翼を見るだけでも価値がある」などの声も上がっており、本田ファンにとっては見どころ満載となったようだ。
同ドラマは福士が演じる主人公の三浦葵(みうら・あおい)と野村周平(21)扮するもうひとりの“アオイ”こと蒼井翔太(あおい・しょうた)が、本田演じる芹澤あかりに恋心を抱き、その三角関係を中心に展開される。運命の再会や恋敵など、さまざまな恋愛エッセンスが散りばめられた王道のラブストーリーだ。
初回は、仕事や恋愛がうまくいかない日々を送っている葵(福士)に高校の同窓会の知らせが入るところから始まった。葵は、上京して以来会っていない幼なじみのあかり(本田)のことを思い出す。高校時代の葵とあかりは、双方の家を自由に行き来するほどの仲だったが、互いに思いを寄せながらも素直になれず離ればなれになっていた。そしてあかりのことを気にし始めた葵は、同窓会に参加することを決意する…という展開だった。