1995年にスタートし、今年の秋に20周年を迎えるTBS系の情報番組『ランク王国』が、18日の放送から新たな体制でスタートした。11代目MCに選ばれたのは、女優でタレントの加藤里保菜(かとう・りほな/19歳)だ。
放送開始当初はTBSの女子アナがMCを担当していたが、1999年からは若手の女性タレントが起用されている。その歴代MCには、歌手で作詞家の星野奏子(旧:渡辺奏子/35)、モデルやタレントとして高いネット人気を誇り、アイドルプロデューサーという一面も持つ鎌田紘子(かまたひろこ/年齢非公開)、ヒップホップダンサーとしても活躍するタレントの星野夏海(ほしのなつみ/27)など、マルチな才能を持った人物が多い。加藤もまた昨年9月までエイベックスのアイドルプロジェクト・iDOL Streetのメンバーとして活動し、女優としてもさまざまなドラマや舞台への出演経験がある。
すでにアイドルファンの間では有名な加藤だが、一般的な知名度はまだまだ低く、これからが芸能生活の本番といえる。過去の傾向から『ランク王国』のMCは2年から3年に渡って継続すると考えれば、この仕事を機にさらに知名度をアップさせたいところだろう。
そしてその意気込みは初回から存分に伝わるものだった。
加藤は、「はじめまして~! 加藤里保菜です。“りほにゃん”って呼んでください。よろしくお願いします!」と満面の笑顔で元気いっぱいに挨拶。放送開始当初から番組のマスコットとして人気を集めるCGキャラのラルフに、いきなりバストサイズをイジられるも、「ほっといてください!」と強い口調で切りかえすなど、バラエティ慣れしているところを見せた。ちなみに加藤はTwitterなどでも自分のおっぱいが小さいことを自嘲気味にネタにすることがある「貧乳体型」で知られる。
スタジオトークではラルフとの軽妙なやり取りを見せ、「チャレンジするのが大好きなので、なんでもやります! がんばります!」とガッツポーズを決めた加藤。そんな彼女に用意された一発目のロケは「バンジージャンプの高さTOP5(関東版)」というもの。4日間で5か所のバンジー施設をめぐり、自ら体験してその面白さやスリルを伝えるハードな企画だ。