特に、Iカップバストとロリっぽい笑顔のぶりっ子キャラで人気の菜乃花(なのか/26)は、金髪のロングヘアーをなびかせながら中島美嘉(32)の『雪の華』を低音ヴォイスで歌い上げて普段とは違う雰囲気を醸し出していた。歌う前には「可愛く歌えたらいいかな」とキュートな笑顔をこぼしていたが、いざ曲が始まると表情も引き締まったものになって大人の魅力を発揮。ギャルファッションながらも、菜乃花のセクシーさはいつもより倍増されているかのようだった。
そんな菜乃花の姿はファンにも好評で、ネット上には「けっこうギャルも似合っている」「今日の菜乃花はエロいな」「ぶりっ子キャラもいいが真剣な表情もアリ」などの声が上がっている。この日の菜乃花はファンに新鮮な刺激を与えたようだ。
また、身長172cmでレースクイーンとしても活躍する現役女子大生の熊江琉唯(くまえ・るい/年齢非公開)は、金髪のウィッグとショートパンツをはいて大好きだという西野カナ(26)の『if』を熱唱。その歌声は決して抜群にうまいというモノではなく、長い脚を振り回したダンスには審査員の黒ギャルたちも苦笑いを浮かべていたが、一生懸命な姿で大いに番組を盛り上げた。パフォーマンス的にはイマイチだったものの、全力でやりきった熊江は黒ギャルたちから「スゴすぎる」「久々に感動した」と絶賛のコメントを受けるほど。マイクを握った時には手を震わせていた熊江だったが、歌い終わった後には「黒ギャルになれば何でもできる気がした」と言い、いつもとは違う姿になったことで少し自分の殻を破れたのかもしれない。ちなみに、今回のMVPに選ばれたのはこの熊江だった。
ギャルファッションに身を包むことに戸惑うメンバーもいたが、新たな魅力を発揮することができたジェニック候補生たち。グランプリが決まるのはまだ先のことだが、グラドルたちの成長の記録ともいえそうな番組からは今後も目が離せそうにない。
(文=愉快)