また、MALIA.は子どもの授業参観にミニスカートで行き、息子から注意を受けたというエピソードを披露。しかし、このエピソードは彼女が以前出演した『櫻井有吉アブナイ夜会』(TBS系)や『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)で語ったものと同じ。さんまのイジりによって多少盛り上がったが、すでに聞いたことのある視聴者にとっては衣装ほど刺激的なものではなかっただろう。
「ここのところバラエティでよく見かけるMALIA.さんの最大の魅力といえば母親然としていないところ。これまで披露してきたエピソードにも、小学5年生の息子に避妊具の使い方を教えたり、5歳の息子をひとりでフィリピンに行かせたりといった破天荒なママっぷりをアピールしたものばかりとなっています。もちろん、そうしたトークが視聴者にウケて今の活躍につながっている。制作サイドも彼女のそういった浮世離れしたトークを望んでいるわけですが、お笑い芸人でもないMALIA.さんが新しいエピソードをポンポン生み出すのは難しいでしょうね。非常識すぎてもいけませんし、かといって当然ながら普通すぎてもつまらない。絶妙なエピソードなんてそうそうあるものでもないですし、そういった意味では芸人よりもハードルが高いともいえそうです」(芸能ライター)
『さんま御殿』で特集が組まれるほど、今のバラエティ界には多くのママタレが存在する。その中でMALIA.はひときわ目立つ衣装で視聴者の注目を集めるが、笑いを目的としたバラエティでは限界があるのかもしれない。ルックスを生かした活動に期待したいところだが…。
(文=kamei)