同作では映画初出演となった当時18歳の戸田恵梨香(26)がミサミサを演じ、作品の高評価も相まって彼女がブレイクする大きなきっかけになった。ファンの間でも「戸田のミサミサは最高」という意見が定説。当然ながら今回のドラマで佐野は映画版と比較されることになり、戸田に比べると劣っているとの評価が広まってしまったのだ。
「戸田は痩せすぎを心配されるほどのスリム体型。当時からとても細く、原作のミサミサのイメージと完全に合致していた。一方の佐野はグラドルとして活動していますから、ある程度は肉感的でなければ仕事に支障をきたします。もともと原作のイメージに近づけるのに限界があった。また、最近の佐野は多忙のせいか顔がパンパンにむくんでいることがあり、それが太っているように見えて余計に原作ファンの不評を買ってしまったようです」(アイドルライター)
先日、アイドル界屈指の美貌を誇るAKB48の小嶋陽菜(27)も「顔がむくんでる」と深夜バラエティーで有吉弘行(41)にイジられていたが、美しさがウリの女性芸能人にとって悩ましい問題のようだ。このまま「ブサブサ」のイメージが固定されれば美人タレントしての危機となるが、むくみが一時的なものなら巻き返しは十分にあるだろう。
佐野にとって今作は女優としての重要な試金石となるだけに、悪評を覆す演技を期待したい。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)