風俗に通う男性にとって、お店または女の子に対して「また行ってみようかな」、つまりリピーターになってみようと思うポイントはどこにあるのだろうか?
ルックスはもちろんのこと、プレイにおけるテクニックなのか…。しかし、テクニックって、たしかにその場では「気持ちいい!」となるものの、男性ならば分かると思いますが、“股間だけの余韻”って、あまり引きずるものではないですよね。少し冷たい言い方かもしれませんが、風俗だと割り切っているほどに、そう思ってしまうものです。
逆に、“ちょっとした一言”が胸に沁みたりして、女の子「また会いたい!」と思ってしまうものです。まぁ、裏を読めば、それだけ男は単純ということですが(笑)。
「だからこそ、些細な一言がリピーターを左右するんです。当店では女の子に“言っている内容は同じでも、言い方に気をつける”ということを徹底していますし、お客様へのNGワードもたくさんあります」
そう語るのは、池袋を拠点とするデリヘル店のオーナーTさんである。
「まず、“また来てくださいね”は御法度」
…えっ? よく言われますよ、プレイ後の別れ際に。まぁ、そう言われたことでそのコをリピートするのかといえば、してなかったりもしますが…。
「お客様から指摘されたことがあるんですよ、『その言い方はウザイ! 強制的感がある』と。女の子のほうが上の立場っぽいってことらしいです。さらに、そこで名刺を渡してしまったら確実にアウトですね、そのお客様にとっては」