ファンにとっては複雑な思いが生まれそうだが、ネット上には「ぱるる(島崎の愛称)ってこんなに面白いんだ」「ハッキリしていて気持ちいい」「ひとりだとこんなにハジけるのか」などと称賛するコメントが上がっている。さらにネットユーザーたちは島崎の苦手だとするタイプのタレントを独自に分析し、「ハーフタレントに多いのでは?」という結果を勝手に導き出しているほど。集団に馴染めないと主張する島崎には共感する人も多いのかもしれない。
「“塩対応”という言葉が島崎さんのファンに対するそっけない態度から生まれたように、彼女の団体行動への苦手意識は有名な話です。また、この日の放送でもイケメン好きを公言していましたが、彼女の“面食い”もファンの間ではよく知られています。現在レギュラー出演している『淳・ぱるるの○○バイト!』(フジテレビ系)でも『彼氏は顔で選ぶ』と宣言していましたね。
ただ、AKB48というグループの中に入ると発言を控えてしまう島崎さんですが、単独でのバラエティ出演となれば、テンションは低いものの独特な口調と率直な発言で番組を盛り上げます。先日出演した『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)でも過酷なロケのエピソードを語り、大いに見せ場を作っていました。AKB48も卒業メンバーが増えていますが、島崎さんはソロになってからのほうが活動の幅を広げるタイプかもしれませんね」(芸能ライター)
番組の後半で「ついに卒業しました」がトークテーマになるとAKB48のグループLINEから抜けたことを告白した島崎。「他の人が何を言ってようが興味ない」「私が意見を出しても通らないので意味がない」と正直に理由を語り、「通るのは先輩の意見」ばかりだと、いかにも嫌そうな表情を浮かべていた。
その一方で好きなタイプの男性に話が移ると、島崎はすかさず俳優の高良健吾(こうら・けんご/27)の名前を挙げて嬉しそうに微笑んでいた。そしてその直後に後藤から「オレは?」と聞かれると、しかめっ面で「完全拒否」と言い放つ。一貫して裏表がなく、感情を素直に表現する島崎には多くの視聴者が好感を持ったことだろう。今後ソロでの露出が増えれば、新しいファン層を開拓することになりそうだ。
(文=kamei)