女優の麻生久美子(36)が5日に放送された朝の情報番組『あさイチ』(NHK総合)に生出演し、幼少時代の壮絶エピソードを披露したことが話題になっている。
麻生といえば、95年に『全国女子高生制服コレクション』で優勝して芸能界デビューし、98年公開の映画『カンゾー先生』でのヌード&濡れ場で一躍業界の注目株に。以後も順調にキャリアを重ねて06年に出演したドラマ『時効警察』(テレビ朝日系)でブレイクし、その美貌と確かな演技力で現在も大活躍している。
順風満帆な人生を送ってきたように思える彼女だが、千葉の田舎で育った幼少期は極貧だったために川でザリガニを釣り、家に持ち帰って茹でて食べていたという。野生のザリガニが雑菌などで危険だと知ったのは最近だそうだ。
また、少女時代はイタズラっ子だったという麻生は「道路に寝そべって通りがかった車を止める」という命懸けの遊びを繰り返し、激怒した母親に夜中の雑木林で木に縛り付けられるお仕置きを受けていたと告白。今なら虐待として通報されかねないレベルだが、番組では当の母親が「木に縛りつけた時は、何かあったら困るので影から見守っていました」とコメント。それに麻生が「絶対に嘘!」「母親が家に入っていくところを見てます」と反論し、スタジオが笑いに包まれる一幕もあり、決して重い話ではなく笑いに昇華していた。
これらのエピソードがメディアで披露されたのは今回が初ではなく、07年に雑誌『hon-nin』(太田出版)の企画でプロインタビュアーの吉田豪氏(44)が聞き出している。また、04年に発売された麻生のフォトエッセイ集『いろいろないろ』(幻冬舎)でも書かれている。
だが一般的に麻生は「近寄りがたい美人女優」のイメージであり、前述のようなユニークさは今まで一部にしか知られていなかった。今回、NHKの全国放送で本人の口から語られたことによってイメージが変わったという人は多く、以下のような驚きの声が上がっている。