その後小林のぶりっ子が話題になると、「持ってくものは持っていかれるし、持っていかれないものは普通にしていますよね」と発言し、スタジオ中にクエスチョンマークをまき散らした滝沢。さすがのさんまも理解できなかったようで、「どういうこと?」と大久保に救いを求めていた。考えるのすら面倒くさいといった表情の大久保は、「なぞなぞじゃないですか?」と吐き捨てるように言い、滝沢の言葉を意味不明なモノとして片付ける。滝沢は一生懸命に真意を伝えようとするが、それもシドロモドロで、ついには小林の名前を忘れて「おたくさん」と呼んでしまうほど。滝沢は、ぶりっ子キャラが好きな人もいれば嫌いな人もいると言いたかったのだろうが、それをうまく表現できずに苦労したようだ。
とはいえ、そんな彼女の姿はキュートで、結果的にはスタジオを爆笑で包んでいた。視聴者からも好評で、ネット上には「天然すぎて面白い」「こんな子とおしゃべりしてみたい」「滝沢カレンって可愛いな」などのコメントが上がっている。決してトークが流暢というわけではないが、持ち前の天然キャラでしっかりと爪跡を残したといえそうだ。
ウクライナ人の父親と日本人の母親を持ち、抜群のルックスを持つハーフモデルとしてファッション業界で活躍中の滝沢にとって、バラエティは未知の世界に違いない。しかし素人イジりを得意とするさんまにとっては、そんな滝沢は格好の“ターゲット”にもなる。番組中、さんまは何かにつけて滝沢に話を振っていたが、それも“イジリがい”があると判断されたためだろう。さんまの目に留まった滝沢は、「モデル」の肩書に「タレント」を加えることになるのかもしれない。
(文=kamei)