普段、あまりバラエティに出演する機会のない北川と川口だが、その様子は非常にリラックスしたもの。変に女優然としたところのないふたりには、さまぁ～ずも気を許したようで、かなり強めのツッコミを入れながら番組は展開された。
そして一般の視聴者からの投稿で、数人が連続してバスケットボールのゴールを決めるVTRが紹介されると、さっそくそれをスタジオで挑戦することに。バスケの経験がほとんどないという北川がゴールの一番近くに、その後ろに三村や綾部などが後に続き、最後方に川口が並んだ。すると何を思ったのか三村は「ピッタリくっついていい？」と呟きながら、いきなり北川のカラダに密着。この突然の出来事にも北川は無表情で対応。三村の“密着プレイ”を見た綾部が「ダメダメ。誰でも行っちゃうんだな」とツッコんだことで、ようやく離れるのだった。
三村といえば、同番組の中で谷澤恵里香（24）のおっぱいを“ガチ揉み”しており、芸人の間でもセクハラ的な行動を繰り返すことで有名。そのため綾部の「誰でも～」というフレーズには呆れるようなニュアンスが含まれていた。
「三村さんのエロおやじぶりはさまざまなバラエティで発揮されていますが、当然ながら相手を見て行動している。この日、北川さんに近寄っていったのも受け入れてくれると判断したからでしょう。北川さんもイヤな顔はしてなかったように見えましたね。三村さんのセクハラ的な行動には批判もありますが、相手との距離感をしっかり把握しているからこそのテクニックともいえそうです」（芸能ライター）
女性タレントの中には、あまりにもフランクに接してくる三村に嫌悪感を抱くタイプもいるだろう。しかし北川も川口もさまぁ～ずにイジられることによって、逆に生き生きとしていた。特に川口は三村が最後にはツッコんでくれると感じたようで、積極的に番組に参加。視聴者が考案したボードゲームに挑戦した際には、そのボードを破壊してしまうシーンもあったが、三村に思いっきりツッコまれて自身も大笑いしていた。
三村のセクハラまがいの行為に動じないクールな北川と、堂々と暴走するアグレッシブな川口。バラエティの中で異なる魅力を示したふたりが、新ドラマでどんな表情を見せてくれるのか楽しみだ。
（文＝愉快）
