――ももクロにハマったキッカケは何だったんですか。
「あかりん(早見あかり)が脱退した3カ月後に出た『Z伝説~終わりなき革命~』が東京ジョイポリスのCMに使われていて耳に残っていたんですよ。そんな時に、たまたま秋葉原に行ったらももクロちゃんの看板があって、そこで曲とグループ名が一致してYouTubeで検索をかけて。面白い曲が多いなと思いながら観ていたんですけど、アイドルのファンの激しいイメージが頭にあって実際のライブに行くのは躊躇していたんです。でも『ももクロ女祭り2011』(2011年10月30日)が開催されることを知って、お客さんが女の子だけなら行けると思って初めてライブに行ったんです。それがキッカケでガッツリとハマりましたね。メンバー全員可愛いし、パフォーマンスから頑張っている感が伝わってくるし。いろんな仕掛けが面白いというのもあるんですけど、一番は曲が良かったのが大好きになった理由ですね」
――難しいとは思いますが、特に好きな曲を挙げるとしたら?
「『走れ!』も好きだし『ピンキージョーンズ』も好きだし……すごく悩みます」
――2012年以降はシングル毎に多彩なミュージシャンを起用して、モノノフの間でも賛否両論となっていきますが、初美さんはどう捉えていましたか。
「私はコラボも良いと思っている派なので変わらず好きですね。確かにヒャダインさんの楽曲も欲しいけど、そればかりじゃ飽きるじゃないですか。最初は馴染みのないジャンルの音楽でも、聴いていくうちに頭に残りますしね」
――今も時間が合えば、ももクロのライブに足を運んでいるんですか。
「ギリギリですが……。ファンの方から関係者席で入っているんじゃないかって思われているんですけど、本当に頑張ってチケットを取っているんですよ(笑)」
――プロレスを好きになったのも、ももクロの影響ですか。
「所属事務所の方に誘われて人生で初めて観たのがDRAGON GATEだったんですけど、その時にプロレスって面白いなと思って。それから興味はあったんですけど、自分から観戦するってことはなくて。そしたら2013年8月11日、新日のG1 CLIMAXで高橋裕二郎選手が率いる『裕二郎ガールズ』としてリングに立つお仕事が入ったんです。ももクロちゃんの流れで邪道選手は知っていて、裕二郎選手に邪道さんを紹介して頂いたんですけど、それが最終的な決め手になったというか(笑)。プライベートでも一人でプロレスを観に行くようになりました」
――今年3月にはWWEの『レッスルマニア31』を観戦するために渡米したそうですね。
「ももクロ繋がりでマー君を応援していて、去年ニューヨーク・ヤンキースの開幕戦を観に行ったんですよ。それで今年も行こうと予定を立てていた時に、同時期にレッスルマニアもあることを知って、どうせなら観に行こうと」
――物凄い行動力ですよね。
「昔はそうでもなかったんですけど、趣味が増えて性格も変わりましたね」