地下アイドル・声優がこっそり働くピンサロ!? 理由を聞けば納得の…

0623pinsaro_fla.jpg※イメージ画像:Thinkstockより

 某国民的アイドルグループメンバーのスキャンダル報道を見ていると、「何でも知られてしまって大変だよなぁ」と思う。まぁ、他人事ではあるのだが…。これだけネット社会が発達してしまうと、人前に出る仕事をしている身にとってプライベートの無さは、同然と当然がイコールで結ばれてしまうということだろう。

 仮に今バレていなくても、後々…ということもある。たとえば、アイドル・タレントの過去のエッチなバイト…つまり、風俗嬢であった過去が明らかになることもあるのだ。

 
「そういう話は、本当に昔からあります。今や大女優のMは吉原で働いていたり、神戸の福原で泡姫だった時に大御所芸人にスカウトされたFとか…。今のようにネットが無かった時代には、デビューが決まるとあらゆる手段で過去を消せたんですけど、今は無理でしょう」(風俗誌編集者)

 
 当然ながら、スカウトではなく自らアイドルを目指すとなると、なにかとお金がかかる。たとえば、養成所などに通わされ、レッスン料といった名目で次から次へと支払いがあったり…。特に地方から上京した女の子は、バイトをしないと生活ができない。しかし、コンビニやファーストフードでバイトしてというワケには、なかなかならない。というのも、本気でプロを目指すとなると、レッスン時間が長くなったり、事務所の都合に合わせて授業時間も曖昧になったりもするという。さらに、先輩のライブやイベントの手伝いなどが突発的に入ることなどもあり、いわゆる事前にシフトを組むようなバイトは、なかなかできないようだ。

 だからこそ風俗で…というのがこれまでの流れであったが、この情報社会では、風俗勤務すらも“バレ”の危険が伴ってしまう。そういったこともあり、生活という現実を突きつけられたコが選ぶ風俗が、システム(シャワー無しなど)からして決していい環境とはいえない『ピンサロ』だ。

「ピンサロを利用したことがある方ならば分かるでしょうけど、まず店内が暗いので容姿が分かりにくいし、サービスは椅子に腰掛けている客の股間で行います。つまり、客から見ると顔を伏せている状態なので、後頭部しか見えないから顔が覚えにくい。そういったことで、顔バレする危険性が低い風俗がピンサロだといえます」(前出編集者)

 
 また、ピンサロは大音量でBGMが流れていることが多いため、声に特徴のある駆け出しの若手声優の在籍も多いそうだ。

 さて、この“暗い”は、昔からワケ有り女性にとってはありがたい部分であるようだが、それ以上にアイドル予備軍の彼女たちにとって、ピンサロの有りがたいポイントがある。それは「ホームページを持っている店が少ない」ことだ。それこそが、たとえ劣悪な環境だとしても“最高の勤務条件”になるのだ、このネット社会では。

 もちろん、店によってはホームページを持っているところもあり、そこからバレることもある。ジャンルは違うが、某女子プロレスラーが大宮のピンサロに在籍していたことが発覚した一件は記憶に新しい。

 ちなみに、ピンサロでHPを作るのは新興店がほとんどで、老舗や場末の店ほど作らないとか。そう考えれば、“予備軍”に会える可能性が高いのは…いわずもがなだろう。

 また風俗通いわく“狙い目”なのが、S区のK地区周辺のピンサロだという。都内屈指の若者の町として知られていて、そこに住む者も多く働くには手っ取り早いのだろう。その店には、予備軍だけではなく、駆け出しの声優や地下アイドルが在籍しているとのことだ。どうやら、ピンサロにはまだまだ“宝”が埋もれている可能性が高そうだ。
(文=子門仁)

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