人気アニメ『あの花』実写化に批判殺到も…めんま役・浜辺美波の美少女ぶりに「許した」の声


 しかし、今年4月に放送中のNHK朝の連続テレビ小説『まれ』に出演したことで状況が一変。桶作家の姉妹の妹・麻美役でストーリーの重要な役どころを担い、ネット上で「可愛すぎる」「これぞ美少女」と話題になったのだ。

 さらに4月に公開された戸田恵梨香(26)主演の映画『エイプリルフールズ』で実年齢と離れた小学生役を演じ、5月にはファースト写真集『瞬間』(ワニブックス)を発売。初の大型広告となる「ニチレイ アセロラ」のCMキャラクターにも抜擢された。

 世間の注目度上昇と事務所の売り出しがリンクしている今、ブレイクへの大きなステップとして『あの花』のヒロイン役が舞い込んできたことになる。

「通常、アニメやマンガの実写化は誰がやっても猛烈に叩かれる運命。完璧な二次元の美少女を実在の人間が演じる時点でアラが見えるのは仕方ありませんからね。特に美少女キャラを愛するオタク層の目は厳しい。それなのに、浜辺に関してはネット上でかなり好意的に受け入れられているから驚きです。アニメキャラクターを演じても無理がないほどの美少女だということでしょう。これで熱狂的なファンがつけばブレイクへの大きな足掛かりになり、恋愛モノのヒロインも演じられるようになった年齢と相まって躍進が期待できます」(アイドルライター)

 その一方、浜辺の美少女ぶりは認めつつも「めんま役なのに黒髪なのは許せない」という批判もある。「めんま」はロシアの血が入ったクォーターで髪が白いという設定があるのだが、ドラマではそれが無視されている模様だ。

 そういった口うるさい原作ファンをうならせるほどの演技を見せられるのかどうかも含めて、浜辺の芸能人生の分岐点になりそうな『あの花』に注目したい。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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