幻惑の潜入編

【ニッポンの裏風俗】弘前、風俗のない街ならではの“旅館”というちょんの間文化

0619hirosaki_chon28.jpg見送りに出てきた女将と若妻の美脚。紙漉町の他に、城東町などにも同様の旅館が数軒ある

 
「15年くらい前の青森の風俗って、ピンサロかナンパくらいなんスよ。初めて東京に出て来た頃は、風俗たくさんあるんでハマっちゃいました(笑)」

 
 ナンパが風俗か否かは別として、青森市出身のパチプロの友人K(40)は、若い頃を振り返ってそう話す。確かに青森市内ではそうだったかもしれないが、電車で40分程度の街に、同じ県民でも知らない風俗があるとは思ってもいなかったようだ。

 弘前の歓楽街は、JR弘前駅からは少し離れたところにある鍛冶町(かじまち)付近だ。飲み屋中心の街で、Kが言うように、風俗は数軒のピンサロと本サロがある程度。青森の本サロが高レベルだった(参考記事『青森、最果ての街の辺境裏風俗で出会った意外に○○な女のコたち』)ので、期待して2軒に入ってみたが、ひとりはデヴィ夫人似の熟女で、もう1人は細めの森三中・村上というレベル。料金もそれなりの1万円程度だった。

 しかし、Kがいた15年前でも確実にそこにあったであろう裏風俗が、鍛冶町の隣の紙漉町(かみすきまち)にある。 
 

0619hirosakichon_0556.jpg鍛冶町の歓楽街。ビルよりも2階建て程度の店が多い。ピンサロは数軒ある

 
 歓楽街の雰囲気が全くない、民家が立ち並ぶ路地に現れる民宿風の小さな旅館。そのうちの何軒かがちょんの間旅館として営業している。その中でも一番立派な旅館の前で深呼吸を。もし、違っていたらと思うと腰が引けるが、その関門をくぐらずに裏風俗の玄関をくぐることはできない。

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