「不倫を美談にするな」 乃木坂46ドキュメンタリー映画、松村沙友理の扱いに一部ファンが反発


 予告編を見る限りでは、メンバーがそれぞれ思いを抱えながら困難やアクシデントを克服していく「美談」の構成になっている。だが、これに納得がいかないファンも多く、以下のような批判がネット上に寄せられている。

「不倫は美談にしちゃいかんだろ」
「映画で騒動をネタにするって図太すぎ」
「悪いのはルール違反した松村なのにシカトしてるメンバーが悪者みたいじゃん」
「生駒ちゃんの兼任が散々責められたのに、松村には何も言えない理不尽」
「不倫路チューに感動する要素なんてないだろ」
「どういじっても、運営の対応が酷すぎたからなあ…」

 また、母親がメンバーの素顔を語るという煽り文句があったが、それについても松村に関しては「親子の感動話にされたら批判しにくくなる」「卑怯」という意見が上がっている。

「家族愛というテーマに関しては、AKB48グループのドキュメンタリー映画との差別化を図るという狙いが制作サイドにあったようです。あくまで乃木坂は『AKB48の公式ライバルグループ』という存在なので、似たような作品にはできません。ですから、決して松村を擁護する目的ではない。ただ、運営サイドが騒動で公平な対応をできなかったことが尾を引き、うがった見方をされても仕方ない状況になってしまった」(映画関係者)

 ファンのモヤモヤが残ったまま騒動を総括するようなことをすれば、反発されるのも致し方ないところ。それどころか、やっと沈静化しつつあった松村の「不倫イメージ」が蒸し返されることになった。映画自体はメンバーの知られざる思いや素顔がのぞけるファン必見の内容なのだが、運営サイドの松村に対する特別待遇だけでは今後も支持を得られなさそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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