女優の酒井若菜(34)が、これまで更新していたTwitterとInstagramのアカウントを削除したことを11日付の自身のブログで報告した。その直前にはTwitterで不穏な書き込みをしており、不安定な言動を垣間見せたことからファンを心配させている。
アカウントを削除する前、酒井はTwitterで「面白くない脚本を読むと心臓がきゅっとして、一瞬震えて、えづいてしまう 発疹がぶあっと出て布団にパタリ 向田さーーん!と求めて泣く これがほぼ毎回 仕事に差し支えるので、鈍感になりたい」とツイート。大半の脚本に不満を持っていることを示唆した。
これは非常に危うい発言だ。
現在、酒井は日本テレビ系のドラマ『Dr.倫太郎』とNHK BSプレミアムのドラマ『ボクの妻と結婚してください。』に出演中。今年初めにはNHK朝の連続テレビ小説『マッサン』に出演し、昨年も大河ドラマ『軍師官兵衛』やTBS系の『おやじの背中』など数本のドラマに起用されていた。
それらの脚本の大半を「面白くない」と断じているようなものだ。起用される側の女優が「えづいてしまう」などという過激な言葉で公に脚本を批判すれば当然ながら仕事に支障が出てくる。樹木希林(72)のような大物ならまだしも、中堅クラスの酒井にとっては命取りになりかねない。何より一生懸命ドラマ作りをしているスタッフや共演者に失礼だろう。
ネット上でも「また干されるのでは」「カン違いしすぎ」「チョイ役ばかりだからひがんでるだけじゃないの」などと厳しい批判が飛び交っている。
それから程なく、酒井はTwitterとInstagramについて「私にはポップすぎたみたいです 断捨離好きですしね」などと卒業を予告。実際にアカウントは削除され、件の発言も現在は見ることができなくなっている。だが、これらの発言はすでにネットニュースで流れており、完全に「なかったこと」にはできそうにない。