「そのルックスからミステリアスな雰囲気をもつ芦名さんですが、過去に出演したバラエティ番組『グータンヌーボー』(フジテレビ系)では、友だちであれば異性の前でも着替えることができると言い、『ブラジャーのホック留めて』と普通に頼めると話していました。かなりさっぱりした、男前な性格みたいですね(笑)。いずれにしろ、クールでかっこいいイメージの芦名さんが、ラーメンという庶民的な食べ物にあれだけの愛情を注いでいる姿は、視聴者に親近感を抱かせたことになったはず。トークの中ではちょっと伝わりづらい不思議な発言もありましたが、それもかえって個性的な部分を際立たせていたと思います。グルメはバラエティの王道ですし、その中でもラーメンは鉄板の企画ですから、今後は女優業だけではなくタレントとしての活動も増えることになるかもしれませんね」(テレビ関係者)
意外な素顔を披露してバラエティで結果を残した芦名。その存在感は女優業でも評価されており、日本・カナダ・フランス・イタリア・イギリスが総制作費30億円を投じた合作映画『シルク』(フランソワ・ジラール監督)では、セリフが一切ないヒロインに抜擢され、神秘的な姿を披露し「日本の美の象徴」と監督から大絶賛された。また、2007年放送のドラマ『ジュテーム~わたしはけもの』(BSフジ)では、高級コールガールを演じ、激しい濡れ場にも挑戦している。
今回、一般人にはあまり理解できないような“異次元”な一面を披露することになった芦名だが、女優としての実力は多くの人が認めるところ。『恋愛時代』で香椎の代役に選ばれたのも、準備期間が少ない状態でも任せられると制作サイドが信頼したからだろう。さまざまな舞台での活躍に期待が寄せられる個性派女優・芦名星。ちょっぴり情熱的すぎる嗜好も含め、目が離せない。
(文=kamei)