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最近、いきなり感情的になって相手を怒鳴りつけたり、時には暴力をふるったりする中高年が増えているという。中高年といっても、とくに50代後半から60代の、いわゆる団塊の世代にかかる年代がとくにたちが悪いとのことだ。
その反応は、あまりに過剰なケースが少なくないという。たとえば、工事現場の脇道などを通る際に、作業員や警備員が「安全のためにこちらを通ってください」と声をかけただけでブチ切れたりも。
「どこを通ろうと、こっちの自由だ」と怒鳴るのはまだいいほうで、なかにはこんな支離滅裂なことを言う者もいるという。
「往来で人の通り道を制限するのは、自由を束縛することだ。これは、明らかに監禁罪にあたるのだぞ。お前、法律を知らんのか!」
言うまでもなく、歩道で「こちらを通ってください」という程度では、監禁罪などにはならない。だが、この手の団塊の世代は「月に3、4人はいますよ」(建設作業員・30代)とのことである。
はなはだしきは、若い女性が電車の中で席を譲っただけで「座るかどうかは自分で決める。それが民主主義だ」などと、大声でわめき散らす中高年男性までいるというから、過剰というより異常である。