「キー局のように制作費が潤沢ではない地方局の女子アナは、ADさんがやるような雑用からディレクター的に番組企画に加わるなど、さまざまな仕事をこなさなければなりません。当然ながらタレント的な役割も担っており、女子アナとはいえさまざまなロケに挑戦しています。特にグルメリポーターの仕事は多く、牧野さんも当時はよく県内の名物料理を紹介していましたね。愛らしいルックスながら、かなり豪快な食べっぷりで、いまや人気女子アナの筆頭となった日本テレビの水卜麻美アナ(28)に通じるところがありますし、人気のヒミツはそこにあるのかもしれません。そういえば、牧野さんにも『そんなに食べすぎたら太っちゃうよ』と心配の声も上がっていました(笑)」(芸能ライター)
ついつい抜群のルックスにばかり目がいってしまうが、飾らない人柄も人気の大きな要因になっているようだ。しかし好感度が高まるとそれに比例するようにアンチも目立つようになるものだが…。
「牧野さんは学生時代に『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系)に出演しており、ネット上では『ただの出たがり』『自分を可愛いと思っているタイプ』といったネガティブな意見も寄せられています。アイドル顔負けのすっぴん自撮り画像をTwitterにアップすることもあり、“あざとい”と指摘されることもありますね。しかし、そうした行為は自分の見せ方をよくわかっているともいえ、自分を売り込まなければならないフリーアナにとっては重要なこと。あまりアンチのことを気にしすぎて委縮しては、いまのファンが離れてしまう可能性もあるので、積極的な姿勢は続けた方がいいと思います」(前出)
アナウンススキルに関しては、まだまだ物足りないという声も聞かれるが、そこは本人も自覚しているようで、『アクア』の起用が発表された際には「初心を思い出しながら努力したい」と語っている。ネット上ではすでに「最強アナ」との呼び声も高い牧野だが、そこには今後の伸びしろに対する期待も含まれているのだろう。水卜のように大ブレイクする日も近いかもしれない。
(文=オオハシ ユウ)