さらに熊切の知人が「愛之助さんの荷物もまだ二人の愛の巣にあるし、一緒に暮らしている。それで本人に別れたという認識があるわけがない」と証言し、主張が真っ向から食い違っている。もし熊切との交際も続いているのであれば二股になってしまうが…。
「熊切さんとの交際は、愛之助さんの後援会や養父の片岡秀太郎さん(73)が猛反対していた。それを押し切って交際を続けていたのですが、ここ最近の多忙に加えて、あまりに誰からも祝福されないことで次第に愛之助さんの気持ちが冷めていってしまったようです。愛之助さんはハッキリと別れを告げなかったものの、歌舞伎座の近くに熊切さんと二人で借りていたマンションに近寄らなくなった。自然消滅的に別れたという認識なのでしょうが、破局の事実関係は熊切さんにしてみれば死活問題。愛之助さんとの熱愛がなければタレントとして話題が全くなくなってしまうし、あこがれの『梨園の妻』の座をあやふやなままで失うのは納得できないでしょう」(週刊誌記者)
すでに別れたと認識している愛之助、それに追いすがる熊切という構図のようだ。こうして交際継続のアピールをすれば、破局しても「捨てられた」という立場が強調されて同情を集められるという計算もあるだろう。その一方で愛之助と紀香の新たな恋については懐疑的な見方もある。
「愛之助さんは7月スタートの紀香さん主演のドラマ『ある日、アヒルバス』(NHK BSプレミアム)にレギュラー出演しますが、このところの紀香さんは落ち目で話題性も乏しい。業界内では、仲のいい共演者との熱愛騒動で話題づくりをしようとしているとの情報が浮上しています。また、愛之助さん側にしても追いすがってくる熊切を諦めさせるために紀香さんを利用したという見方ができる。熊切さんの執着心は恐ろしいほどで、それを断ち切るのに苦慮していたようですからね」(前同)
いずれにせよ、熊切が恋の崖っぷちから転落してしまったのは間違いなさそうだ。
先月、熊切は内田恭子(38)らが所属するハーデスエンタテインメントに移籍して心機一転を図ったばかり。同社を切り盛りするエイベックス出身の敏腕社長は沖縄国際映画祭のプロデューサーを務めたり、NMB48劇場運営会社の社長を兼務するなどヤリ手だ。だがタレントは少人数で芸能の仕事も少なく、芸能プロダクションとしてよりも事業のほうに力を入れている傾向がある。愛之助との熱愛という鉄板のネタを失った熊切が巻き返しを狙うのは難しく、弱り目に祟り目という状況に陥ってしまいそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)