※イメージ画像:Thinkstockよりさまざまな出会い系サービスがあるアメリカ。出会い系アプリのUI（ユーザー・インタフェース）革命とも言われる「Tinder（ティンダー）」が世界中を席巻する一方で、ニッチなコミュニティ向けの出会い系サービスも充実している。
敬虔なクリスチャン向けのChristianMingle.comやユダヤ教徒向けのJDate.com、結婚までセックスはしない主義の人専用の「WaitingTill Marriage.org（会員の1割はセカンドバージン）、そして美男美女限定のBeautifulPeople.com（入会できるのは1割ほど）などなど…。
上記もなかなかすごいラインナップだが、それらを上回るインパクトのものが今年の2月に誕生した。それは、マリファナ愛用者限定の出会い系アプリ「High There！」。
見た目は単なる出会い系アプリだが、従来のものと異なるのは、性格や趣味などではなく、好きなマリファナの楽しみ方や、好みのハイの度合いなどで相手を選ぶこと。恋愛対象だけでなく、自分と近いマリファナの楽しみ方をする人を探すサービスなのだ。
マリファナ愛用者限定のサービスなんてそんなに需要がないように思えるが、リリースから6週間で約4万ダウンロードされ、以来、常に6000人ほどのアクティブ・ユーザーがいるという。
そして、当初はアメリカの中でもマリファナが合法の地域（医療目的も含めると、23州とワシントンD.C.で合法）でしかアプリをダウンロードおよび利用できない状況だったが、先日、世界中でダウンロードおよび利用できるようになったことをアメリカのビジネス系メディア「Forbes」が報じ、大きな話題になっている。
