ネット上では“わくちゃん”“わくまゆ”と呼ばれている和久田。すでに一部の視聴者から熱烈な支持を受けており、平日朝の顔となったことでますます人気を高めることだろう。しかし、そのあまりにも早い出世はNHKにとって“賭け”でもあるという。
「いまのNHKの東京アナウンス室では、推定Fカップといわれる爆乳で視聴者を魅了する杉浦友紀さん(31)や現在のエースといわれる『ニュースウォッチ9』を担当する鈴木奈穂子さん(33)が人気を博していますが、いずれも30歳オーバーで少し新鮮味に欠ける印象があります。NHKの女子アナに民放のようなアイドル的な要素は求めない視聴者も多いですが、今回の和久田さんの起用を見るに局とすれば新たな逸材を早く発掘したいのでしょう。
しかしあまりにも早く全国区の女子アナになってしまえば、当然ながらフリー転向の道も広がります。現在のところまだ知名度はそれほど高くありませんが、あと2~3年もすれば確実に人気アナのひとりとなるでしょう。そうなればテレビ各局はもとより大手の芸能プロから引く手あまたの存在になります。30歳前後は人気女子アナの分岐点ですからね」(テレビ関係者)
NHKとしては何としても避けたいに違いない和久田のフリー転向。しかしネット上からは早くも彼女のフリーとしての活躍を望む声が聞こえてくる。
「東大出身の和久田さんには知的で清楚なイメージがありますが、昨年度まで出演していた『おはよう日本』の週末放送ではダジャレを飛ばしたりするシーンもあり、朝からハイテンションなところを見せていました。グルメロケのシーンでは、まだ口の中に食べ物が入っているにもかかわらず、感想を話し始めて『あ、食べながらしゃべっちゃいました』とおどけていましたね(笑)。そんな彼女の可愛らしい姿に反応した視聴者が『早くフリーになればいいのに…』といった声を上げているようです」(前出)
ルックスが注目されることの多い和久田だが、そのキャラクターはかなりバラエティ向きなのかもしれない。フリー転向の話はまだ早い気もするが、和久田には朝のニュースだけでなくさまざまなジャンルの番組で活躍してほしいものだ。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/)
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