「ネイティブな英語を話し、175㎝という高身長とアジアンビューティーな顔立ちを持つすみれさんのハリウッド進出にはファンも大きな期待を寄せています。アメリカのカーネギーメロン大学の演劇科への在学経験もある彼女とすれば、ハリウッドで女優を目指すというのは大きな夢でもあるでしょう。しかし当然ながら成功するとは限りません。世界中から彼女と同じ思いを抱いた人が集まるのですから、競争は熾烈なものです。
その点、日本の芸能界で活躍するのは、彼女にとってさほど困難なことではないでしょう。なにせ石田ファミリーの一員ですからね。バラエティでも活躍することでしょうし、抜群のルックスを活かして女優やモデルのオファーも絶えることはないと思います。ハワイで育ったという個性は、それだけでも貴重なもの。アメリカでは埋もれてしまうようなキャラでも、日本では抜群の存在感を放つこととなります」（芸能ライター）
どうやらすみれは日本で活動しながらハリウッド進出を目指すというスタイルを選んだようだ。ではなぜ彼女は『バイキング』を継続し、『新チューボーですよ！』は降板するという選択をしたのだろうか。
「30分番組の『新チューボーですよ！』は、おそらく2本撮りで収録されていると思われます。本番に限っていえば、ひと月で2日だけ拘束されることになります。タレントのスケジュールによっては、1日で4本撮ることも可能ですから、海外での仕事が入った場合などを考えれば好都合だと思います。その点、生放送の場合は絶対にその場にいなければならず、週に1度はスタジオにいなければならない。海外で大きな仕事が入って丸々ひと月拘束されるようなことになれば、番組を降りざるを得ないでしょう。
普通に考えれば海外での活躍を目指すのなら収録番組を続けるでしょう。ただ、『新チューボーですよ！』のメーンは芸能界の大物のひとりといえる堺正章さん（68）ですからね。すみれさんとすれば、自分の都合で収録日時を変えるようなマネはできないと考えたのではないでしょうか。急に海外の仕事が入って“キョショー”に迷惑をかける前に先手を打ったのだと思います。また、継続することが決まった『バイキング』では、これまでにもたびたび欠席していますから、休むことを前提にオファーを受けている可能性もありますね。普通のタレントでは、よほどの事情がない限り休めないのですが…」（テレビ関係者）
芸能界の大御所に気をつかいながら、自由奔放なスタイルを貫くすみれ。したたかさとナチュラルな魅力を兼ね備えた彼女ならば、ハリウッドでの本格的な活動も夢ではないのかもしれない。
（文＝愉快）
