不倫騒動の窮地から復活するも批判が絶えない元モーニング娘。の矢口真里(32)。ひと通りの番組で身を削った自虐ネタを披露したものの世間の拒否反応は強く、このまま消えるとの見方が強かった。だが、復帰から5カ月にして大きな広告出演の仕事が舞い込み、ほかにもCMオファーが殺到するなど大逆転の兆しを見せているという。
女性向けエステ「脱毛ラボ」のPRユニット『脱毛娘。』のメンバーに、元モーニング娘。の辻希美(27)や高橋愛(28)とともに矢口が選ばれた。矢口が広告キャラクターになるのは復帰後初だ。
この仕事に意気込んでいる様子の矢口は、22日に開かれた会見で「こちらの店は全然痛くないので、目から下は全部脱毛してます。デリケートゾーンもです!」とスポンサーをヨイショしながらキワどい発言。アイドル時代には考えられなかった「パイパン宣言」までしてメディア向けにサービスしていた。
いくらバラエティーに出演しても昨今の芸能界は大物以外のギャラが安い。広告出演こそが大きな収入源であり、そのポジションに舞い戻ったたのは本当の意味での復活といえる。
だが発売中の「週刊新潮」(新潮社)によると、矢口のCMギャラは相場の底値である「500万円くらい」にまで落ち込んでいるという。不倫騒動でイメージがとことん落ちてしまった結果といえるが、「ワイプの女王」とまでいわれた矢口がぽっと出の若手タレントと変わらないのは何とも切ない。
しかし、この「格安ギャラ」が思わぬ需要を生み出した。