襲撃事件の傷消えず…川栄李奈、AKB48卒業の背景に「755炎上事件」

0327kawaei_main.jpg※イメージ画像:『UTB 2014年4月号』ワニブックス

 AKB48の川栄李奈(20)が26日、さいたま市で開催されたライブイベント「AKB48春の単独コンサート~ジキソー未だ修行中!~」でグループ卒業を発表した。

 ライブ終盤、AKBグループ総支配人の茅野しのぶさんがサプライズで春の人事を発表。新たな兼任や兼任解除、さらに新潟に新設されるNGT48に現AKB48の北原里英(23)がキャプテンとして移籍することが発表されるなど盛りだくさんだったが、最後に「川栄李奈、卒業」と告知されると場内は騒然となった。

 涙ながらに発表を聞いていた川栄は「去年の事件があって、握手会に出られなくなって。AKB48は握手会を大事にしているけど、私は握手会に出れないし、これからも出られることはないし、どうしようと…。みんなは『気にしなくていいよ』と言ってくれるけど、自分ではすごく気にしてしまった」と卒業の理由を説明。また、ドラマ出演をきっかけに「お芝居をするのが好きだと気付いた」といい、今後は女優の道に進むという。

 昨年5月、岩手県で開いた握手会で襲撃事件が発生。青森県の無職の男(懲役6年が確定)が折り畳み式ノコギリで川栄や入山杏奈(19)らに切りかかり、川栄は右手親指の骨折と裂傷、頭部も負傷した。

 事件から2週間後の「選抜総選挙」には入山とともにサプライズで登場し、包帯を巻いた痛々しい姿ながら「私はすごく元気です」と気丈に振る舞った。その一カ月後には握手会が再開されたが、川栄と入山は一度も参加していない。精神的なダメージが消えず、握手会に参加できない罪悪感も募っていたのだろう。

 そんな中、ファンの間では「炎上事件」が卒業の引き金になったと騒がれている。

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