――けっこうセクシーなイラストを描かれますよね。
「女の子のおっぱいとお尻を描いているときが至福のときなので(笑)。でもお仕事は普通のイラストが多いんですよね。だからイラストの描くジャンルもさまざまです。子どものころは漫画家さんになりたかったし、絵を描くのは昔から好きで。子どもながらアニメの制作会社で働くための講習を受けていた経験もありますから」
――バイトってこと?
「小学生のころなんですけど、とにかく働きたくて。ふと見た広告に年齢不問の募集があったので面接を受けに行ってみようと思い立ちました。そうしたらその会社の人が面白いと思ってくれたみたいで、とりあえずやってみようかって。アニメの色塗り作業などの講習から受け始めたんです。普通だったら、いきなり働きたいって言っても親が止めると思うんですけど、うちの両親ちょっと変わってて…。その会社の社長も変わってましたけどね(笑)。親は昔から好きなら何でもやりなさいって感じです」
――じゃあ親御さんはいまの活動も応援してくれてるんだね。
「そうですね。母は昔から応援してくれてます。私も聖飢魔IIが好きでデーモン閣下をリスペクトしてあの姿でやっていますので」
――もしかして母親の影響なの…?
「あ、JKのことですよね?」
――そうそう。白塗りの悪魔メイクキャラ。JKっていうのは女子高生…じゃないよね?
「地獄警備員の略です! ちなみにあれはメイクじゃなくてすっぴんですので(笑)。もともとニコ生で皆をびっくりさせたくてやったのがきっかけなんですよ。“現役JK”っていう釣り文句っていうか…。制服着て動画配信をするんですけど、最初は首からしただけ映して、顔が映った瞬間ムラムラしながら集ってきたリスナーをがっかりさせるみたいな(笑)。それがわりと評判がよくて、そこからJKとしての活動を始めました」