そこで、先日、イギリスはロンドンのナイトクラブで、前代未聞のイベントが開催された。その名も、「スモール・ペニス・パーティー」。文字通り、短小ペニスの男性たちが集うイベントだ。参加条件は、世界平均値よりも小さいペニスをもっていること。
しかし、そんなイベントに行ったら、「俺は短小だ!」と皆に言っているようなものだ。誰がそんなイベントに行くのだろうか、と思うが、BBCのニュースサイト「NEWSBEAT」が潜入取材を行ったところ、なんと100人以上が集まり、大盛況となったようだ。
会場のステージ上では、ペニスをテーマにした詩の朗読、スタンドアップコメディ(漫談)などシュールな演目が披露され、それを楽しむ参加者たちの中には、全裸の人もチラホラ。酔いがまわりはじめると互いの長さを比べたり、ボディピアスを見せ合ったりする姿も見られ、精神的にかなり解放されていたようだ。そして、会場の中には女性の姿もあったというから驚きだ。
このようなイベントが日本で開催されることは難しいかもしれないが、ネットの掲示板などを見ると、自分のアソコの大きさに不安をもつスレッドが多く存在する。中には、なかなか他人と比べる機会のない、勃起時の大きさを比較するオフ会を提案するスレッドも。
日本の短小ペニス民も、本当は見せ合いたいのかもしれない。
世界の中でもペニスが小さいことで知られる日本人。先の研究のデータのほとんどが欧米や中東の男性のものであることを踏まえると、もしかしたら、日本人男性の多くが平均値以下となってしまうことも考えられる。
このイベントが最も開催されるべき場所は、ここ東京なのかもしれない。
(文=ツジエダサト)