ネット上などでは“新世代のショートカット美少女”とも呼ばれている武田。モデルとして同性から支持を受けながらグラビアで男性ファンを魅了する彼女は、今後さらに芸能活動の幅を広げることだろう。そしてもうひとり。武田と同じ年齢でショートカット美少女として注目を集めるアイドルがいる。アップアップガールズ(仮)の新井愛瞳(17)だ。
16日発売の漫画誌「ビックコミックスピリッツ」(小学館)で初の表紙を飾った新井。巻頭グラビアでは、現役女子高校生らしい可憐な水着姿を披露している。特に新井のワンピースタイプの水着は評判で、ネット上には「スタイル抜群ってわけじゃないけど、なんかそそる」「ボーイッシュな女の子の水着って最高だな」などといった声が寄せられている。武田同様、ショートカットというヘアスタイルに多くの男性読者が惹きつけられているようだ。
「現在はメジャーデビューを果たすなどで知名度を上げつつあるアップアップガールズ(仮)(通称、アプガ)ですが、2011年の結成当初はここまで活躍するとは思わなかった人もいたのではないでしょうか。というのも、アプガのメンバーはハロー!プロジェクトの研修生『ハロプロエッグ』の出身者がそろっていますが、いずれもモーニング娘。などの正規オーディションに落ちた子ばかり。つまり研修生として採用されながら本格的なデビューを勝ち取れなかったメンバーを集めたグループというわけです。グループ名の由来も『毎日いっぱいいっぱいになりながらも“上へ上へ”を目指している」というものですからね。
同グループで最年少となる新井さんも2004年からハロプロエッグに選ばれながらも、モー娘。9期のオーディションには受からず、アイドルとしての道を模索しているときにアプガのメンバーに起用されました。その後グラビアにも進出して昨年の夏には『週刊プレイボーイ』(集英社)が開催した『第2回グラビア編集の隠し玉グランプリ』で見事優勝。8ページの特集が組まれることとなり、その中で彼女はスクール水着姿や制服などを披露しました。黒髪ショートの彼女は読者からも好評で『まさに青春時代の美少女だ』といった声が寄せられていましたね」(前出)
オーディションのグランプリを獲得して芸能界デビューを果たした武田とは対照的な道のりを歩んできたといえる新井。しかし今それぞれがショートカット美少女として注目を浴びている。1970年代の山口百恵(56)を筆頭に、1980年代には原田知世(47)、1990年代では内田有紀(39)や広末涼子(34)、そして2000年代の上戸彩(29)など芸能界では各世代にショートカット美少女が誕生している。ここ最近では広瀬すず(16)が存在感を増しているが、ショートカット美女の系譜に武田と新井が名を刻むことを期待したい。
(文=愉快)