美女ぞろいも「誰が誰だかわからない」!? 香椎由宇らの世界三大美女CMが話題に


「2007年から現在まで続いているソフトバンクの『白戸家』を筆頭に現在のテレビCMではシリーズものが流行しています。最近の代表的な作品はソフトバンクと同じ携帯電話を扱うauによる、桃太郎(松田翔太)、金太郎(濱田岳)、浦島太郎(桐谷健太)の『英雄』シリーズでしょう。今年の正月からスタートしたこの三太郎CMは視聴者の好評を博しており、早くもCM総合研究所が毎年発表しているテレビCMの好感度ランキング『BRAND OF THE YEAR』で2007年から8連覇中の白戸家を破るのは彼らしかいないといった声が上がっています。

 このCMの最大の魅力は、やはり3人の絶妙な関係性。クールな松田さん演じる桃太郎とヤンチャな桐谷さんの浦島太郎、それにイジられ役ながらピュアな一面を持つ濱田さんの金太郎というキャラクターがそれぞれの個性を際立たせています。一般の人が抱いている3人のイメージともマッチしており、それが視聴者ウケの高さにつながっているのだと思います。

 GUの新CMでは3人の女優の美貌を絶賛する声も大きいですが『なぜ外国人なのか?』という疑問もわいているようで、クレオパトラやヘレネといった人物を日本人が演じることに抵抗を感じている人もいるようです。また、かなり派手なメイクをしていることから『そもそも誰が誰なのかわからない』といった意見も出ていますね。こうしたシリーズ系のCMではキャラクターこそが重要。長く継続させるためには、それぞれの個性を活かすストーリー展開が重要になってくるでしょう」(業界関係者)

 テレビ放送開始からさっそく賛否両論を巻き起こしている三大美女CM。しかし話題を呼ぶことを広告の第一義と考えるのであれば、さまざまな反響が寄せられていることは上々のスタートといえるだろう。3人の仲の良さがにじみ出ていることが人気の秘訣といえる英雄CMに対して三大美女CMでは毒っ気のある女子同士の関係性が魅力となっている。さらに注目度をアップさせるには刺激的なガールズトークがポイントとなるのかもしれない。
(文=愉快)

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