昨今はグラドルの窮状が話題になることが増えた。AKB48などのアイドル勢が水着グラビアに積極的に進出し、一部の売れっ子を除いたグラドルが誌面から駆逐されたことが原因だ。出版不況で業界がシビアになったこともあり、ほとんどのグラドルは写真集を発売することすらできない。紙媒体に比べれば商品が動きやすいグラビアDVDを出すのが精一杯といった状況である。
アルバイトと掛け持ちしているグラドルやアイドルは多く、撮影や華やかなステージの後に居酒屋などで深夜まで働いたり、時間の空いた昼間にスーパーの試食品コーナーに立っていることもある。その健気な努力には涙を禁じ得ないところだが、一方で大して売れているとは思えないグラドルがリッチな海外旅行に出掛けたり、ブランド物をたくさん持っていたりする不思議。彼女たちはどうやって稼いでいるのだろうか。
その答えの一つが業界歴の長いテリー伊藤(65)の口から明かされたことが話題になっていると、夕刊紙サイト「ZAKZAK」で報じられている。
1日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演したテリーは、近年はグラドルとって苦境の時代になっていると指摘。その流れで「月給1万円いかないグラドルもいて『タニマチ』的なこともある」と口を滑らせたのだ。
一般的に「タニマチ」という言葉はスポンサーを意味するが、女性タレントに限っては「パパ」と同義。かねてから「仕事より愛人が本業」といわれるグラドルのウワサが数多くあったが、超ベテラン業界人のテリーが証言したとなれば信憑性がグッと高まる。この発言を聞いた視聴者たちは騒然となった。