歌手のmisono(30)が4日、自身のブログで「30歳で引退できなかった理由」を明かした。
昨年、misonoは「30歳で芸能界引退」をにおわせ、ブログで何度も引退を示唆する書き込みを続けていた。ネットニュースやスポーツ紙でも取り上げられ、ファンから心配の声が寄せられる事態に。30歳の誕生日を迎える1カ月ほど前に「重大発表」と称して動画配信を告知したため引退発表かと騒がれたが、実際はアルバムの正式タイトルが決まったという告知で引退はしなかった。これに世間では「引退するする詐欺」と揶揄する声も上がった。
今回、misonoは「~misonoに早く引退してほしい方々へ~」と題してブログを更新した彼女は「30歳になってから、すぐに出来なくて&今もまだ芸能界にいて、『まだ引退してないの?いつ引退するの?』と気にして下さってる人も沢山いるのに、本当に、申し訳ないのですが、もう少々、お待ち下さい…」とコメント。肝心の「引退的できない理由」は複数挙げられた。
1つ目は音楽番組『音ボケPOPS』(BS-TBS)のレギュラーが続いていること。2つ目はスパリゾート施設やパチンコ店のイメージモデルを務めていること。3つ目は昨秋に発売したアルバム「家-ウチ-※アルバムが1万枚売れなかったら misonoはもうCDを発売できません。」についてだった。
DVD付き3000枚が早々に売り切れそうだったため、CD単体7000枚を新たにプレスしたというが、CD単体は2300枚ほどしか売れておらず、約5000枚が売れ残っている状況だとリアルな数字を公表。「自分は『10月~12月、3ヶ月たったのに、5000枚だけしか売れなかったから、潔く、終わりにしたい』って言ったんだけど」としながら「『せっかく、ずっと黒字だったのに、赤字になってしまうから』との事で、途中で諦めて、逃げた無責任な奴に、なってしまうのと、(misonoをクビにしなかった)エイベックスにも“恩返し&お礼をしてから”じゃないと、辞められないから、CDを売り切らなきゃいけなくて…」と釈明した。