「2012年に来日して昨年の春から女性ファッション誌『Popteen』(角川春樹事務所)の専属モデルとして活動しているダコタさんは、ファンの間ではすでに日本語がうまいことで知られています。ブログなどでも日本語で投稿していますからね。ただ、ネット上で話題となった彼女の動画の多くはアメリカにいたころに撮影されたもので、もちろん当時は英語を話しています。その印象があるため彼女の流暢な日本語に驚いた人も多かったのでしょう」(芸能ライター)
番組の中でも日本語のうまさを指摘されると「天才なのかな」とユーモアたっぷりに答えていたダコタ。さらに後藤から「ホンマに整形してない?」と聞かれた彼女は即座に「してねーわ!」とツッコむなど、バラエティーらしいノリもきっちりとこなしていた。以前ダコタは雑誌のインタビューの中で「ダウンタウンの番組」などを見て日本語を勉強したと語っていたが、初のバラエティー出演でその成果を発揮したといえそうだ。
「ダコタさんはモデルとしては低いといえる身長162cmのため、アメリカでの活躍を諦めて日本にやってきたと番組中話していました。少しネガティブな印象も受けるエピソードですが、ダコタさんは子どものころから日本の文化に接していたとも言っています。特に女子のファッションには興味があったようですから、身長の問題だけが来日の理由ではないのでしょう。やはり日本のポップカルチャーには強い憧れを抱いていると思います。番組中に見せた後藤さんとのやり取りなど、わずか3年の間であれだけのトークスキルを身につけたことは、それだけ日本が好きだという証ではないでしょうか」(テレビ関係者)
「こんなに楽しいと思わなかった。もっとテレビに出たい」と語っていたダコタ。そんな彼女の登場に、後藤は「ダレノガレ明美(24)あたりが震えているのでは?」と発言していた。ネット上でもバラエティー初登場ながら強いインパクトを残したダコタは好評価で、早くも「ポスト・ダレノガレ」といった声が上がっている。ハーフタレントが活躍するいまのバラエティー界にリアルバービー旋風が巻き起こることになりそうだ。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/)
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