――ちなみに初体験は幾つなんですか。
「19歳の時です」
――それは遅いですね。
「性に対する興味は強かったんですけど、小学校から高校まで女子校だったので出会いがなかったんですよ。ただ一応、18歳の時に3塁までは行ってるんです」
――3塁ってどこまでですか(笑)。
「フェラです(笑)。ちょっと挿れるのが怖かったんですよ。それにフェラまでしたら、いつでも本塁に行けるだろうって気持ちもありました」
――処女喪失の顛末はご自身のブログで詳細に書かれていますので割愛しますが、オナニーは幾つからしていたんですか。
「小2です。きっかけは父に『少年ジャンプ』を買って来て欲しいと頼んだら、間違えて『ビジネスジャンプ』を買ってきたんです。そこで連載していた『甘い生活』というマンガがあって、こんなエッチな内容があるんだと。その中に自分でアソコを触るシーンがあって、その前からシャワーをアソコに当てると気持ちいいなというのは知っていたんですけど、私は間違っていなかったんだと。それで服の上からですけど、アソコを触るようになったんです」
――最初は肉体的な快楽から始めたんですか。
「小6ぐらいまではそうですね。これは女子校あるあるなんですけど、小6ぐらいからBL(ボーイズラブ)系のマンガが流行り始めまして(笑)。男性同士ですけど、がっつりとセックスが描かれているから、それを見てオナニーするようになりました」
――AVを見たことはあったんですか。
「例の3塁まで行った人は中国系アメリカ人だったんですけど、初めて出来た彼氏だったんです。彼が洋モノの動画サイトに会員登録しているのを知って、パスワードを記憶してフェラの勉強のために観ていました」
――彼はフェラの方法を教えてくれなかったんですか。
「その彼も童貞だったので独学で(笑)」
――勉強熱心ですね~。話を戻しますが、会社を辞めて、どういう経緯でAVデビューすることになったんですか。
「学生時代にとある文系の資格を取りまして、それを生かした仕事をしていました。そろそろ実家暮らしから自立したかったので、求人情報で、今の事務所の広告を見つけました。面白そうだなと思って面接に行ったら、それが今の事務所で。AV関係の仕事もやっているけどどうって勧められて、好奇心もあってやってみようと。正直、それまでのセックスはオナニーほど気持ち良くなくて、だったらプロのAV男優さんが相手だったらどうなんだろうという気持ちもありました。実際、プロのAV男優さんのセックスは予想以上に気持ち良かったですね」
――今月リリースされた『汗と潮と愛液が止まらない汁だく性交』の見どころを教えて頂けますか。タイトルにもある通り、豪快に潮を吹いていますけど、プライベートでも潮吹き経験はあったんですか。
「プライベートでも何度も経験はあります。だから撮影でも吹かなかったことはないですね。より吹き方は激しくなっていますけど(笑)。自分でも驚くほど吹いているから、それを見て、また興奮するんですよ。今回の作品は潮吹きも見どころの一つなんですけど、最初の『唾液まみれの濃厚接吻SEX』というコーナーで、デビュー作でご一緒させて頂いた男優さんと再会したんです。それでカラミの後に『成長したね』と誉めて頂いたので、その成長具合にも注目して欲しいです」
――最後に今後の目標を教えて貰えますか。
「まだ作品数も少ないので、もっとAVに出たいのが一番ですね。それ以外のお仕事の話も頂いているんですけど、あくまでAVのお仕事が大前提で。できるだけAV女優を続けて、末永く気持ち良いセックスを楽しみたいですね(笑)」
(文=猪口貴裕/写真=尾藤能暢)
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