しかし、日本の芸能界にいる限り、どうしても“日本語下手キャラ”でのバラエティー番組出演が多く、ドラマに出演しても同様の指摘があったり、さらには“石田純一の娘”という肩書きを持つ彼女の活躍ぶりに一部からは『ゴリ推し』という声もありました。そうした現状に彼女なりの葛藤もあったのでしょう。いずれにせよ、多数のCM出演やレギュラー番組を手放してまで自分の夢を追いかける姿勢は素晴らしいものだと思います」(芸能関係者)
昨年にはアメリカの人気ドラマ『HAWAII FIVE-0』に出演し、すでに全米ドラマデビューを果たしているすみれだが、本格的なハリウッド進出を目指すとなると話は別。彼女の選択は正しいものなのだろうか?
「日本の女優がハリウッド映画に出演するというのは実はそれほど珍しくありません。ブレイク前の北川景子(28)も、2006年の米映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』に出演していますし、2013年に公開された『47RONIN』では柴咲コウ(33)がハリウッドデビューを飾っています。彼女らはその後もハリウッドで活動するということはありませんでしたが、すみれさんは英語力があるので女優として活動するためのコネクションが広げやすいという強みがあります。また、すでに歌手デビューを果たしているほどの歌唱力もあるので、舞台やミュージカルで活躍することもできるはず。これだけでも、他の日本人女優に比べればかなり有利であることは間違いないでしょう。まだ24歳と若いので、まずはハリウッドで求められる演技を現地で学ぶという手もありますから、ぜひ頑張ってほしいですね」(前出同)
あの天真爛漫な振る舞いをテレビで観ることができなくなるのは寂しいものだが、ハリウッドですみれの才能が花開くことを祈りたい。
(文=サ乙)