相武紗季(29)主演の新ドラマ『硝子の葦』(WOWOW)が21日からスタートした。『私は、母の愛人と結婚した』というセンセーショナルなキャッチフレーズがつけられた同作は、直木賞作家・桜木紫乃の同名ミステリー小説をドラマ化したもの。相武は、虐待を受けた母親の愛人と結婚し、そのかたわらで別の男と不倫関係に陥るというヒロインを演じている。
制作発表の段階からこれまでの相武のキャリアにはない役柄だとして注目を集めた同ドラマ。放映前に公開されたポスターでは、一糸まとわぬ相武の艶めかしい肉体と寂しげでエロティックな表情がネット上でも大きな話題となった。
多くの視聴者が期待を膨らませたドラマの初回で、相武は前評判以上の官能シーンを披露。親子ほどの歳の離れた夫を演じる奥田瑛二(64)と風に吹かれる屋外で濃厚なキスシーンを見せると、生活感あふれる部屋で獣のように激しい濡れ場を繰り広げ、愛人役として登場する小澤征悦(40)とはねっとりとした艶めかしいベッドシーンに挑戦した。生々しいエロさが漂うタンクトップ一枚の姿にもなり、相武の体当たり演技が随所に散りばめられた内容となっていた。
また、憎しみ合う母と相武のやり取りも官能シーンと同様に過激な仕上がり。多岐川裕美(64)演じる母と相武の激しいセリフの応酬は、文字に起こすことがためらわれるほどに壮絶なものだった。相武が冷たく「あんたなんか死ねばいいのよ」と母に向かってささやくシーンには多くの視聴者も息をのんだことだろう。