「お世辞にもボキャブラリーが抱負とはいえない鈴木さんは、同じセリフを連呼することがよくあります。しかし、その姿は彼女の一生懸命さが伝わるもので、視聴者ウケもいいですね。対して橋本さんは見た目通りの穏やかな口調で大人の女性といった雰囲気にあふれています。体つきも、少年のような鈴木さんと女性らしい丸みのある橋本さんとでは真逆のタイプ。そんな違いから、抜群のスタイルでセクシーな色気を振りまく橋本に羨望の眼差しを向ける鈴木さんとすれば、どうにかしてその魅力を視聴者に伝えたかったのかもしれませんね」(テレビ関係者)
素直さゆえの鈴木の暴走が今回のエロシーンを招いたのか。橋本にとっては災難だったともいえそうだが、むしろありがたかったのではないかという声もある。
「お昼の情報バラエティでの過度な露出は視聴者の反感を買う恐れがあります。しかし、今回のようにハプニング的に“受け”るカタチでエロさをアピールできたことは“おいしい”と言えます。鈴木さんのキャラもあって必要以上にエロく映らず、バッシングの対象とならずに話題を振りまけたことは、大人の色気を売りにする橋本さんにとってプラスになったと思います」(業界関係者)
橋本といえば、夜のバラエティに出演した際には、たびたびおっぱいをアピールする姿で注目を浴びている。たとえば1月に放送された『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)では「上向きおっぱいを作る」という企画に挑戦した彼女は、女性トレーナーにおっぱいを揉みしだかれる姿を公開。同1月放送の深夜バラエティ『それゆけ!ゲームパンサー!』(日本テレビ系)でも、胸元のざっくり開いたセクシーな女教師のコスプレに身を包み、ノーパンノーブラをアピールしながら、胸を強調するように縄で縛られるエロティックな姿を披露して大いにネットをわかせた。
胸をアピールするタレントは多いが、揉まれたりとまではなかなかいかない。“いまもっともテレビで胸を揉みしだかれるタレント”といえそうな橋本。このセクシーさが、本人が意欲を見せる女優業に結びつけばいいのだが…。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/)
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)