発売中の「週刊ポスト」(小学館)が、独自に入手した女性タレントの「2015年上半期のCMギャラリスト」を公開している。
1位はAKB48で年間契約額は4500万~5000万円、2位は綾瀬はるか(29)で4000万~4500万円、3位が仲間由紀恵(35)で3000~4000万円、4位が有村架純(21)とローラ(24)で同額の3500万円と納得のランキングであり、主演ドラマが惨敗した沢尻エリカ(28)のギャラが1000万円以上も下落したり、二階堂ふみ(20)や広瀬すず(16)、吉田羊(年齢非公表)といった近年ブレイクした女優たちが急上昇するなど悲喜こもごもが感じられる。
それだけでなく意外なビッグネームがランキングから消えたことも話題になっている。昨年の同ランキングで2位に入った安室奈美恵(37)と、同5位だった浜崎あゆみ(36)の“二大歌姫”が圏外になっているのだ。この二人については単に広告人気の問題だけでなく「契約額提示できず」という特殊な状態になっているという。
安室が消えた理由については同誌でも指摘されているが、非常に単純明快だ。昨年の夏、デビュー以来所属していた「ライジングプロダクション」からの独立騒動が勃発し、そのゴタゴタの影響で安室は新規の仕事を受けられない状態になっていた。今年1月に「エイベックス」への移籍が発表され、ようやく騒動は収束したばかり。まだCM契約どうこうまで考えられる状況ではなく、値段が付けられないというのは当然だ。これは微妙な今の時期だからこそ起きている現象であり、再始動すればランキング上位に食い込んでくることは間違いないと思われる。
その一方、浜崎は特に移籍などのトラブルがあったわけではない。にもかかわらず、最近の浜崎は新規のCMオファーを受けられない状態だという。同誌によると「再婚前後から自身の希望で歌手活動以外はほとんどしなくなった」とのことだが、近年の浜崎は本業の歌手活動で凋落が激しいといわれている。CDが売れなくなっているのであれば、本人にとっても事務所にとっても実入りのいいCMの仕事は逃したくないはずだ。
それなのになぜ、CMオファーを受けなくなってしまったのだろうか。